林業が衰退するのは木を伐り出す採算が合わないからです。山林の荒廃を止め林業を再生させるためには、妥当な価格で木材を購入する必要があります。
農業経営が石油価格からの自由を得るためには、石油に依存しない安価なエネルギー源が必要です。
山林から供給される木材により農業は安価なエネルギー源を確保し、農業から林業に支払われる資金で林業は再生されていく。これまで石油の支払いで国外に流出していた富が、国内で循環し始める。私たちはその様な未来をイメージします。

日本再生の想いを込め、私たちは木材をバルクのままクリーンに燃焼させることができる技術を開発しました。豊富な森林資源の活用に欠かせないバイオマスボイラは、これまで、煤塵発生装置と揶揄され、六価クロムやダイオキシンの問題もたびたび起こしてきました。
それもこれからは違います。私たちはこの課題をクリアしました。時代は前へ進もうとしています。

林業－農業－環境、その循環の歯車は、回り始めるまでは確かに重いかもしれない。
しかしそれは不可能ではない。
私たちはそう信じています。

私たちは、林業－農業－環境のより良い循環社会の実現に挑戦します。