CLEAN ENERGY INNOVATION
クリーンエネルギーイノベーション
私たちは木質エネルギーの有効活用により、より良い世界の実現を目指します。
林業従事者への想い
林業の再生、林業従事者の所得向上、山林の整備。
私たちはこれらが進むことを願っています。
エコボイラの燃料となる木材をユーザーがより良い価格で購入することにより、エコボイラユーザーが林業の再生に貢献する循環を作り出したいと願っています。
エコボイラでは、間伐材以外にもこれまで引き取り手がなかった木株や林地残材、流木、廃材、プレカット工場で出る端材や輸入木材の船の積み下ろしで出る折れ材なども燃料として使うことができます。
価格がついていなかった木材も燃料として購入し、林業振興を支えとなりたいと思っています。
農業経営者への貢献
昨今の石油価格の高騰で苦しんでいる農業従事者の方は多いのではないでしょうか。
私たちの国はこの20年で2度の石油価格の高騰に遭いました。
そのたびに農作物の生産原価における燃料費の割合は跳ね上がり、販売価格にそれを転嫁できず、利益無き多忙に苦しんできたのではないでしょうか。
私たちは、エコボイラを通して、重油代、灯油代、電気代、ペレット代に依存しないより安価なエネルギー源を供給します。目下の燃料費の削減だけでなく、農業経営の長期安定化に貢献したいと願っています。
地球環境への想い
我が国では約15,000ha(1ha・ヘクタール=1万㎡)の園芸施設(農業用ハウス)が灯油や重油などの石油燃料で暖房されています。
この内の1%だけでも、カーボンニュートラルなエネルギー源であるエコボイラに置き換え、石油燃料の消費の抑制、二酸化炭素排出削減に貢献したいと思っています。
子供たちに青空を
かつて木材は産業廃棄物として埋められるだけの存在でした。
当時、木材をバルクのままクリーンに燃焼させる技術は存在せず、2000年代に入り木材の有効利用としてペレットが製造されるようになりました。
しかしペレットは、加工するための設備費、運搬費、人件費、また厳しい乾燥条件や機械加工によるエネルギー損失という宿命を背負っており、結果として現在、価格高騰により行き詰まりを見せています。
エコボイラは木材を原木のバルクのまま燃焼させるだけでなく、煤塵やダイオキシン類などの環境物質の発生を基準値の10分の1以下に抑え、クリーンに燃焼させることに成功しました。
木材をそのまま使い加工が不要のためエネルギー損失も少なく、同じ量の木材からより多くのエネルギーを取り出すことができます。
私たちは、森林資源の有効利用、森林の再生そして排ガス汚染のない綺麗な世界を子供たちに遺したいと思っています。